その他基本知識
墓地の種類には公営墓地、寺院墓地、民営墓地があります。それぞれの種類と特徴をご紹介します。
法要・供養について
法要・供養の基礎知識をご紹介します。
開眼供養(開眼法要)
お墓はその墓所に仏様が埋葬されているいないに関係なく、大切な先祖供養の対象です。墓石はご住職にお経を唱えて頂いてはじめて、信仰礼拝の対象として本当の意味の「墓石」となります。必ず墓 石の建立が完了しましたら開眼供養(開眼法要)を行いましょう。
納骨法要
亡くなられた後、49 日間を中陰(この世とあの世の中間の世界)と言います。通常忌明けの中陰を過 ぎたら遺骨をお墓に納める「納骨法要」を営みます。納骨法要に合わせて墓石に戒名(法名)の彫刻 を石材店に依頼しましょう。
日本仏教宗派一覧
仏教では、宗派によってお墓の形式や刻む文字などに制約があります。宗派一覧はこちらです。
天台宗
天台宗のように、顕教と密教双方の特徴を兼ね備える仏教では、儀礼的にもこの両面の要素がある。「法華経」と「阿弥陀経」あるい は「大日経(光明真言)」を唱えるのもその表れ。
宗 祖
最澄(伝教大師)767 〜 822 年
教 典
法華経・阿弥陀経・大日経・梵網菩薩戒経年
本 尊
釈迦牟尼仏・阿弥陀如来・薬師如来・観世音菩薩
お唱え
南無阿弥陀仏
総本山
比叡山延暦寺(滋賀県大津市)
真言宗
真言宗では、生前から仏になる即身成仏を目指している。このため葬儀の主眼は、ご本尊である大日如来の密厳浄土、弥勒菩薩の浄土 である兜率天に故人を送る儀式である。
宗 祖
空海(弘法大師)774 〜 835 年
教 典
大日経・金剛頂経
本 尊
大日如来
お唱え
南無大師遍照金剛
総本山
高野山金剛峰寺(和歌山県)・東寺(教王護国寺・京都)
浄土宗
専修念仏に特色を有する浄土宗の葬儀は、阿弥陀仏に帰依して「南無阿弥陀仏」と唱えれば、何人たりとも仏によって衆生から救われ るという教義に基づいている(彼岸浄土)。
宗 祖
法然上人(和順大師)1133 〜 1212 年
教 典
無量寿経・観量寿経・阿弥陀経
本 尊
大日如来
お唱え
南無阿弥陀仏
総本山
知恩院(京都市)・(西山浄土宗では京都・光明寺)
臨済宗
臨済宗の葬儀に関して、臨済宗独自のこれといった特徴はないが、曹洞宗と違う点では、山頭念誦と引導法語の順番が入れ替わること が多い。
宗 祖
栄西禅師(千光国師)1141 〜 1215 年
教 典
般若心経・金剛般若心経・観音経・大悲心陀羅尼
本 尊
釈迦牟尼仏・薬師如来・大日如来・観世音菩薩
お唱え
南無釈迦牟尼仏
総本山
五山制度のため無し(京五山・鎌倉五山・南禅寺)
曹洞宗
曹洞宗の葬儀の基本は、亡くなった人を授戒させ、仏の弟子にすること、そして引導することである。つまり故人を悟りの境地に導く ことで仏の世界に入れることが目的である。この引導の考え方は、浄土真宗を除き、ほとんどの宗派にその後導入されている。 が多い。
宗 祖
道元禅師(承陽大師)1200 〜 1253 年
教 典
般若心経・法華経・観音経
本 尊
釈迦牟尼仏
お唱え
南無釈迦牟尼仏
総本山
永平寺(道元建立)・総持寺(瑩山建立)
日蓮宗
日蓮宗の葬儀は、法華経を信じ、南無妙法蓮華経のお題目を唱えて死んだ故人を、霊山浄土に葬送する儀式である。葬儀の特色の一つ は、導師、喪主、弔問客が、題目を唱え(題目三唱)法華経を読誦し、その功徳を故人と分け合うことにある。
宗 祖
日蓮上人(立正大師)1222 〜 1282 年
教 典
法華経
本 尊
十界曼陀羅・釈迦無尼仏
お唱え
南無妙法蓮華経
総本山
久遠寺(山梨県)
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