知っておきたいお墓の基本
お墓は、様々なパーツや装飾品で成り立っています。和型・洋型でも構造が異なります。
和型

カロート(納骨堂)

和型・洋型どちらにもお墓には、カロートと呼ばれる部分があります。ふだんは目に見えませんが、ご遺骨を納めるところです から、一番大事な部分だとも言えます。お墓を支える基礎にもなる部分です。
和型・五輪塔
洋型
寿陵のすすめ
寿陵は「生前墓」ともいわれ、生きているうちに建立するお墓です。寿陵のメリットをご紹介します。
寿陵とは
生前にお墓を建てる事を意味します。古来より中国では生前にお墓を建てることは、とても縁起のいいことで「長寿」「子孫繁栄」「家業繁栄」の3つの徳を招くとされています。このことは歴史書の中にも数多く登場してきました。一方、仏教では生前に自分の冥福を祈り、仏事を営む功徳の高い善行のことを「逆修(ぎゃくしゅう)」と呼んでいます。「寿陵」はまさにこの逆修にあたるわけです。
寿陵「生前墓」のメリット
現在、日本では特に都市部を中心に「寿陵」の人気が高まっています。古くからの「縁起の良いお墓を建てたい」という思いに加えて、「自分らしいお墓をじっくり考えて建てたい」とか「後を継ぐ者に負担を掛けない様にしたい」といった考えがその背景にはあるようです。万が一のことがあったときも、「寿陵」をしてあれば「備えあれば憂いなし」です。安心感が、ご本人・ご家族に「心のゆとり」をもたらすでしょう。そのうえ、生前に建てたお墓は相続税の対象になりませんので、相続の際に建墓費用を控除し、節税することができます。
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